日帰り白内障手術

2018年10月1日に
開院いたしました。

日帰り白内障手術の流れ

白内障手術は医療技術の進歩によって、安全かつ短時間で出来るようになりました。
当院では最新の超音波白内障手術機械と、最新の顕微鏡による点眼麻酔での小切開手術を導入しています。 高齢の患者さまにも、眼や身体への負担が少ないため、日帰りでの手術が可能です。

事前検査

白内障以外に他の目の病気がないかどうか、目の奥(網膜や視神経)の検査をします。また、手術時に目の中に入れるレンズ(眼内レンズ)の度数を決めるために、目の大きさ(眼軸長)や目の丸み(角膜曲率半径)を測定します。同時に血液検査や血圧測定などの全身検査も行います。
現在治療中の病気(高血圧、糖尿病、心臓病など)があれば、かかりつけの先生に診療情報をいただく場合もあります。

眼内レンズは一度挿入すれば半永久的に使用できます。
通常はピントがやや遠方から中間距離に合う状態で見えるようになります。
しかし、眼内レンズは調節機能がないため、自分でピントを近くに調節することはできませんから、手元を見るときには老眼鏡が必要になります。患者さまの日常生活に合わせて、術前に医師と相談して眼内レンズの度数は決定します。

抗菌剤点眼3日前

抗菌剤の点眼を1日4回します。
手術前日までは普段の生活をしていただいて構いません。アルコールなども適量であれば問題ありません。手術後数日はお風呂に入れないので、前日は入浴されておくようようお勧めします。
また、内科などのお薬も通常どおり服用しておいてください。

手術手術

手術 当日は手術1時間前に来院していただきます。
直前には食事をたくさん取らないでください。
来院後は、血圧測定、点眼をなどを順番に行い準備していきます。
麻酔は点眼麻酔で行いますが、痛みはほとんどありません。 手術は超音波を使用して濁りを取り除いたあと、眼内レンズを挿入します。問題なければ10分程度で終了します。
手術中は医師と会話が可能ですので、リラックスをして医師の指示を聞いておいてください。 手術後はしばらく様子観察をした後、帰ることができます。

術後検査
定期検診
翌日以降

手術後1週間は、傷口がまだ完全に閉じていない状態です。
目をこすったり押さえたりすると、傷口が開いてばい菌が入りますので、注意が必要です。
手術翌日の夜から首から下の入浴は出来ますが、顔や髪の毛を洗うことが出来るのは術後3日目からです。 3日目からでも、洗顔剤やシャンプーが目に入らないように気を付けてください。 手術後に目の状態が安定するには2、3ヶ月かかりますので、その間は目薬をきちんと入れることが大切です。

白内障とは

白内障はどんな方でも発症する可能性のある目の疾患のひとつで、「かすみ」「まぶしさ」「視力の低下」などといった症状があります。 加齢に伴って、早ければ40歳から発症し、80歳を超えるとほとんどの方が白内障を有するといわれています。
(先天性・ステロイド薬使用による薬剤性などで白内障が進行するケースもあります)
状態が軽ければ経過観察でも問題ありませんが、進行し重篤な状態になると失明に近い状態になる場合もあり、日常生活に大きな影響をもたらします。

正常な見え方
白内障の見え方

もやがかかったように見えたり、光がまぶしく感じるなど

白内障の初期段階では、点眼などの薬による進行の抑制を試みます。 もしすでに日常生活に支障をきたすほどの症状が出ている場合や、合併症などによって別の疾患がある場合などには、1日でも早い眼科での受診をおすすめいたします。当院では手術に関する説明などもしっかりと行わせていただきますので、不安なことがあれば何でもご相談ください。

手術後の経過観察と見え方

手術によって眼内レンズは新しくなりましたが、眼内レンズにはピントを合わせる機能がないため、遠くまたは近くのいずれかにしかピントが合いません。 そのため、術後でもメガネが必要となります。しかし手術後1ヶ月~2ヶ月の間は、視力が安定していないほか、見え方に慣れない場合もあるため、術後すぐにメガネを作成するのはおすすめできません。

術後検診などを含め、医師が適切な判断をいたしますが、患者さま一人ひとりの状態や生活環境・お仕事などは異なりますので、都度ご相談・ご質問はご遠慮無くお申し付けください。